Space Oddity. デヴィット・ボウイさんこんにちは!

週末久々に映画館に行ってきた。

”The Secret Life of Walter Mitty"って映画を見た。良かった。
 不器用で、口下手で、好きな女性に声をかけることも出来ない冴えない男が主人公。しかも妄想癖がある。
 映画前半のこの男の妄想が奇想天外。コメディ・ドラマファンダジー映画って言うけど、この妄想シーンがどうもいけない。できのわるいヒーロー物を見てる感覚。あちゃ~ハズレを引いてしまったか?久々の映画なのにって感じでストーリーは進む。
天拝山の山道。こんなんで息切れするようじゃ冒険はむりだな


 映画中盤で、妄想男は、現実の冒険を始める。

このあたりのストーリーは見てのお楽しみだけど、変化の始まりは、グリーンランドから泥酔したパイロットの操縦するヘリコプターに飛び乗るシーン。
 思いを寄せるシェリルが妄想であらわれて、アコスティックギターをかき鳴らし"Space Oddity"を歌う。
 Space Oddityってデヴィット・ボウイの1969年の曲。アポロが月に行った年だ。宇宙飛行士の話。歌詞はなんだか事故にあって死んでしまうみたいに聞こえるけど、なんか不思議な感じのする曲。

 シェリルの声にデヴィット・ボウイの声が重なる。

"Ground control to major Tom・・・"、"Commencing countdown・・・enjines on・・・"ってところで、ヘリのローターが回り出す。妄想のなかのシェリルがギターを弾いてる。
 ギターを引く女性って好きなのよね。村治佳織のCD持ってるし、Taylor swiftの"Teardrops on My Guitar"って曲好きだし、まあこれは個人的な好みの話。
 このシーンから後半は、妄想と現実が入れ替わり、現実世界の冒険へ主人公は乗り出していく。ラストシーンまで引き込まれる映像とストーリー。前半のがっかり感に反して、ラストはある意味感動。

 映画全般にながれるサウンドがいい具合にストーリーと融合していて、数日経過した今でもサブリミナルって感じて曲を聞くと映像が脳裏に浮かび上がってくる。

 前半の憧れの女性シェリルが、あの曲って悲しいっていう人いるけど、ほんとうは違うのよねみたいなことをセリフで言ってた。未知なる宇宙への尊敬と人間の無力感、でも挑戦する人のなんとも言えない充実感?てとこかな?
" Planet Earth is blue and there's nothing I can do"って歌詞がこれを連想させる。
てなわけで、

サウンドトラック iTunesでぽちっとしてしまった。


しばらくは、映画のメインテーマとなっているホセ・ゴンザレスの Step outって曲とstay alive、そしてデヴィット・ボウイを聞きながらの通勤になりそうだ。
オフィシャルサイトもなかなかおもしろい。



コメント

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