フィールド・オブ・ドリームス、フィールドといえば踏査でしょ!!

ケヴィン・コスナー主演の映画、「フィールド・オブ・ドリームス」、野球ファンタジー映画。

 テレビで野球を見ることはない。結果だけ見ればいいじゃん派。でも、球場に出かけるのは好き。広い空間でゲームを大勢と一緒にみる。ビールも美味しい。すばらしい体験だ。
 最近ヤフオクドームのシスコシートで野球を観戦する機会に恵まれた。シスコシート?

シスコシステムズって、世界最大のコンピューターネットワーク機器会社だって。マークはゴールデン・ゲートを図形化したものらしい。
 外野や内野席に比べるとかなり高い位置からの観戦、臨場感が減ってしまって、面白みが半減するのではとの予想に反して意外に楽しく観戦できた。
シスコシートからの眺め、臨場感はチョット小さめ

手ものとipadで、スコアや配球状況を見ることができる

 臨場感は内野とそんなに遜色ない?位置的には一塁側外野席の上部

前面はオープンエアーになっているので、打球音は小さいけど聞こえるし、歓声も響いてくる。
 このシートをもっとも”いい”と思わせてくれた要因は、後ろ側に広がる無意味に広い空間。廊下というかロビーっていうかとにかく広い空間が後ろにある。そこを通ってチケット料金に含まれるビュッフェスタイルの食事を取りに行くことができるし、お手洗いに行くこともできる。いずれもシスコシート専用のもの。
 フローズンビールをグビグビ飲んでも、酎ハイ飲んでも、いつでもトイレに行ける安心感。たったこれだけで、なんだかリラックスして観戦できた。人間って単純。
 安心して観戦できたっていうか、安心して飲み食い出来たってことかな?
ビュッフェの料理もこの手のサービスにしては上出来、シートもゆったりで腰も痛くならない。

問題点は、シスコシステムの名前をとったシートのわりには、情報端末がお粗末。

 ただipadがあるだけじゃなくて、球場のビジョンが見れたり、選手のアップがみれたりしたらいいになあ。なんだか物足りない内容。配球やスコアがipadでみれるんだけど、目の前のリアルなプレーとはかなりタイムラグがあって興ざめ。
 このへんが進化したらもっと楽しいシートになるのになあ。
でも、シートがゆったりしてるので、どんなに試合が延長戦になろうとも帰ろうかなって気持ちにはならない。真のいみでじっくり観戦できるシートといえる。自宅で観戦するのに比べたら臨場感は抜群だし、自宅なみにくつろげる。(食べ過ぎ注意、3イニング以降は、デザートもでてくるので、さらに食べ過ぎ注意)

 球場にでかけよう、そこはなにかを得ることが出来る場所、日常から離れて楽しめる場所。

 アメリカ人の思うベースボールと日本人が考える野球には違いがあるのかもしれないけど、ケビン・コスナー主演の映画「フィールド・オブ・ドリームス」を見たあとに感じた感覚を今回シスコシートで観戦して感じることができた。球場全体を見渡せる位置から、打球音や歓声、時折沸き起こる拍手。ときどき試合内容から気持ちが飛んでいって色んなことを考える、ビールを飲む、そして突然の歓声に”ふと”試合に引き戻される。そんな感じ。
 球場にはなにか人を幸せにあるいは、興奮させるなにかがある。
映画「フィールド・オブ・ドリームス」をもう一回見たくなった。
試合は、ホークスの勝利。私のホークス観戦無敗記録はまだまだ続く。


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