Dyson ball DC36 音の大きさ以外いいんじゃない?

我が家の電化製品

我が家の電化製品、壊れたり、調子が悪くなるたびに買い換えていって、ひと通り更新されたかな。結婚以来買い換えていない電化製品は掃除機だけだ。しかし、掃除機ってなかなか壊れない。冷蔵庫はなんだか夜中に音がうるさいとか、洗濯機は脱水の時暴れるようになったとか、エアコンは効きが悪くなったとか、テレビは地デジに強制転換だったし、何らかの必要性に迫られて買い換えてきた。

掃除機はそう簡単に壊れない

 独身時代から使っていた国産掃除機。普通に吸い込む。ちょっと音がうるさいかなってくらいで使えてた。フローリングの部屋ばかりだから、掃除機かけたあと、どのみち拭き掃除も必要だし特に不満はなかった。でも古いからそろそろ買い替えかなってくらいなかんじ。

ジャパネットで安売りやってたからって理由で即購入

 特に買い替え狙ってて、色々調べていたわけではなく、ふと安売りしてたんで、あっさり購入。こう云うのって、時が来た、今だっ、てタイミングがあるんだね!!ジャパネット商売うまい。このタイミングじゃなかったら買ってなかった。
思ってたより小さい

30%小型化、40%消音化されたダイソンボール

電気屋さんで見ても、うん万円もするダイソン。買えないな〜って思ってたけど、ジャパネットと波長があったのか、あっさり購入。使ってみたらあら、いいじゃん。
 40%消音化されたって書いてあるけど、音はものすごい高音。キーンって感じ、あえていえば小型のジェットエンジンが50m先くらいで動いてる感じ。今まで使っていた国産の掃除機とくらべてもかなりかん高い音。消音化されるまえはどんだけだったんだ。

しかし、吸引力はさすが〜

 フローリングの床をお試しにスッスと掃除機かけてみる。どれどれ、どれだけとれたかなって、クリアビンのゴミ収納箇所を見てみてびっくり。なんだこりゃー。ほんのお試しで何回かまわりをかけてみただけなのに、細かなパウダー状のホコリがどっさり。

特筆すべきはダービンヘッドの性能。

フローリングの場合、掃除機かけたあと、拭き掃除が当然ひつようなんだけど、このダイソンのタービンヘッド、使ったあとの床表面がなんだかツヤツヤ。カーボンファイバーブラシってこういう性能持ってたんだあ。拭き掃除を一回パスしてもいいくらいの、ふきあがり。(正確には掃除機かけあがり)
カーボンファイバーのブラシはフローリングをピカピカにしてくれる

注意すべきはクリーナーヘッドの動き

音以外ほとんど不満の無いダイソンボール。ただひとつ慣れが必要なのがクリーナーヘッドの動き。いままで使っていた掃除機は、片手でスーッと動かして、そのまま横滑りさせても、引いても押しても斜めに押しても簡単に思う方向に動いてくれたけど、ダイソンのヘッドは少しコツがいる。
 簡単にいえば横滑りが出来ない。レールの上を動くように前方へはスーッと動くけど途中で横や斜めには動かない。4WDの車がドリフトしにくいように、レールっぽい動きなんだな。
じゃあ、横に曲げるときはどうするか。手首をひねる。すると、先端がスーッと曲がる。ハンドルを切る感じ。
直進はオンザレール。スーッと直進のみ

手首を左にひねるとヘッドが左に曲がる

手首を右にひねるとヘッドが右に曲がる



サイクロンはパカっとはずれて、ゴミ捨て簡単

ゴミ捨てはいがいに簡単これがスパっとまるごと外れる

この性能はちょっとびっくり

海外の製品って、ごっつくて、取り回しがわるくて、使い勝手が悪い。はっぱり日本人には合ってないって話が時々ある。
これって、日本人の伝統的な反応なのかな? 昔、牛肉輸入自由化が話題になった時、日本人は長い間、野菜中心の食生活だったから腸が肉の消化に向いてないってことで自由化反対って人もいたし、車のドアミラーが許されていなかった時も、フェンダーミラー(ボンネットのよこのボディに直接つけるサイドミラー、前方にあるので見やすい。輸入車はドアミラーが多かったけど、頭をよこに動かさないと安全確認ができないって本気で議論してた)が日本の道路事情にあってるっていってドアミラー禁止してた(いまじゃフェンダーミラーなんてほとんど見ない、覆面パトカーくらいだろ)し、iphoneが発売されたときも国内最大手のドコモは、スマートフォンは日本には合わない、日本には世界最高技術のi-モード携帯が馴染んでるってきっぱり言ってたし。

世界最高水準の技術詰め込んでもカタログ数値が良いだけで、使いやすいとは限らない

日本の携帯電話は世界最高ってだれがいってたんだっけ?あれも出来ます、これも出来ます、こんなこともできますって色んな機能盛り込んで喜んでた時代は終わった。iphoneはシンプル。性能は並だけど、使いたいって機能は十分ついてる。性能ではなくて手に馴染む感じ。使いたくなる性能。

ダイソンの掃除機は意外に使いやすい

コンパクトでそれなりに日本の事情に合わせて開発されてる感じがして、予想に反していい買い物をしたと思ってる。買った次の日から、掃除がしたくて、したくて、ウズウズしてくる。この感覚。使う側の気持ちわかってるね、ダイソンの技術者さんたち。
 使わない機能を盛りだくさんくっつけて、カタログに色々書いてあるものなんかより、吸引力だけは負けませんってコピーで、使ってみたら、こっちかノセられて掃除機掛けたくなるってストーリー。
いい買い物したなあ、でもこれで家中の掃除担当責任者を命じられてしまいました。
掃除がんばるぞ~





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