九州ってどんなとこ?おれは九州の山猿だあ

 今年の大河ドラマは、不調らしい。平家って人気ないのかな?
私の頭の中では、平家は西日本。源氏は東日本。鎌倉幕府は東日本。足利尊氏は、九州を足がかりに攻めたから西日本。徳川家康は、源氏。東国の武士だから、東日本。明治政府の主体は薩長だから、戦前は西日本。戦後から現在までは東日本。 
 平家は人気ないよね、現在は東日本の世の中だもの。
九州人がんばれ!なんてね。
連休はいつもどおり、実家へ里帰り。ただ帰省しても面白くないので、ちょっと立ち寄り。大分道途中でうきは町に立ち寄り。「ぶどうの種」ってところにいってみた。
最近あちこちで目にする田舎のちょっとこじゃれたスポット。
ゆったりとした時間を味わって、くつろぐひと時。こうゆうのだれが考えたんだろうね。だれか核になる人が地元にいて、作り上げたのか? どっかのプランナーが作り上げたのかさだかじゃないけど、いい空間はいい。はたして数年後も残ってるかはわかんないけど。
うきはから、大山町を通って、小国町へ移動。このあたりもなんだかいろんなスポットが出来てるなあ。小国町から南阿蘇へ。ここもまたいい。阿蘇では、日本ジオパークの看板もチラホラ。

九州の田舎もがんばってる。でもなんか連携とれてないところもある感じ。だらだらドライブして実家のある高千穂町へ到着。
ここは昔から観光資源がある程度あるから、今日見てきた観光地とくらべてそんなに頑張ってない感じ。
高千穂って宮崎県の奥地の田舎。高齢化もかなり進んでる。近くに病院も消防署もないから、倒れたら助からないし、火事になったらあきらめるしかない。だって、救急車は、町役場の職員が運転してくるだよ、消防車は地元の人が組織する消防団員だのみだし。
そんな宮崎の田舎に最近朗報。宮崎県にもドクターヘリが出来たらしい。宮崎の病院まで20分で行くらしい。でも、実家の両親はドクターヘリの話になんだか不満たらたら。
高千穂町で、倒れて、ドクターヘリで宮崎市の病院にブーンって運ばれても、付き添いの人は、3時間から4時間かけて車で宮崎市に行くしか手段がない。なにしろJRもないし、高速も通ってない。みんな高齢者ばかりの田舎では無理もない。その後の看病も大変。どうせなら熊本の病院に運んでくれればいいのに。これが地元の本音。でも熊本の病院にはヘリは飛んでくれないらしい。
県単位でやるいみあるの?医療も地域振興も・・・   いろんな田舎の活性化はあるけれど、なんだか物足りないのは、県境を越えての連携がないからなんだ。ジオパークも県によって取り組みに温度差があるみたいだし。
テレビやラジオに県ごとに制限があるのはなぜ? 必要性は?電波に県境は関係ない。阿蘇火砕流だって、県境関係なく到達している。災害に県境はない。電波に県境の規制してるのは、人間。医療に県境は関係ない、規制しているのは人間。 災害も県境に関係なくやってくる。阿蘇が噴火すれば大分、熊本、宮崎なんて行政区は関係ない、霧島だって同じ。
原子力災害だって、県境関係ない。 九州って、単位でいろんなことを考えれば、もっと効率的になる気がする。医療、防災、観光。インフラ整備も、それぞれ地域のエゴをすてて、九州トータルで考えれば、新幹線や港湾の整備、空港の整備。県の単位で考えていたのをやめて、九州って単位で考えれば効率的になる。そうして、やっていけば、アジアに位置するメリットもようやく見えてくる。


天拝山山麓の新緑
ドタバタの連休終わって、ようやく自分ちに帰ってきたら、なんだかみどりがまぶしい。天拝山麓の新緑はかなりいい線いってる。



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