日向神話街道 ハンドル握る腕がパンパンになる過酷な街道

 日向神話街道。いい響きだね。ゆったりとした自然を愛でながらドライブ。時々休憩してコーヒーでも飲みながら山々を眺める。うーむ、いいね〜っていうイメージでドライブスタートしたら、大間違い。過酷なヒルクライムラリーさながらの山岳コース。右に左にハンドルさばいて、1.5車線の林道をひた走る。時々ドーンと2車線になって豪華なトンネルに出くわすけど、なんでこんなところにこんな立派なトンネルが? なんてすなおな疑問が湧いてくる。こうゆうところに税金つかわれているのね。まあ、お金は天下のまわりもの、使っていれば世の中潤う。まあ、費用対効果や効率だけ考えてたらこんなところにこんな立派な林道やトンネル作れないよね。でも、こんな山奥の林道でも災害や戦争にでもなればあってよかったなんてシーンもあるかもしれない。贅肉そぎ落とされた必要最低限で効率的な道路網は災害時には見るも無残な結果になるってわかったからね。
街道は行けども行けどもどこかにたどり着く気配がなく、焦り始めるとだんだん集中力がなくなってきて、時々出くわす対向車におっとびっくり急ブレーキ。
ああ、くるんじゃなかったそう後悔しても引き返すのもまた地獄。一ツ瀬川沿いからスタートして、南郷の森の駅についたら、やっと一息、自販機とお手洗いにありつける。でもそこから、もうやーめたって、思っても日向まで小丸川を下るのもなんだかだるい。せっかくだからとまたしても街道を先に進む、こうなったら椎葉村までいってやる。意地になってひたすらドライブ。そして、街道沿いで見つけたのが宝物のような湧水。天地神水。
きれいです。ここまで来たかいがありました。喉の渇きを癒してドライブドライブ。


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