東日本大震災による原発事故の際、日本政府の意思決定に関わる重要な会議の議事録が残されてなかったって話はつい最近聞いた話。アメリカ側の詳細な対応記録を見るにつけ、なんとも情けない限り。できる限り正確な情報をもとに、冷静に判断し行動する。原発に関しては当事者である日本政府のほうが情報量は多かったはず。でも正しい判断をしたのは結果的にアメリカ政府だったってこと。『たいしたことありません。国民の皆さん、念のため20km圏内の人は、屋内に避難してください』って政府と『危険が迫っています。原発から80km圏内の国民は圏外に退避するように』って政府どっちが信頼出来るか? 日本のリーダーたちに想像力がなかったってことだな。
映画2001:A Space odysseyの前半、原始人類の前で、モノリスと太陽、月が並んで見えるシーン。荒野に突き刺さるようにたつ直方体のモノリス、モノリスの端から太陽が登る、太陽の側には細い三日月が見える。地球が自転してる感じ、太陽、月、地球の位置関係。実際、この状態で荒野に立ったら、地球、太陽、月を取り囲む空間を体で感じることができるんだろうなあ。実感としてソーラーシステム。想像力を研ぎ澄ませば地球の自転を感じることができる。かな?
原発事故当時、日本のリーダーたちは地球の大きさ、自転、丸み、大気の広がり。風の動き、プレートの動き、大地の動き、気象状況、人々の心の動きなんかを実感として感じることのできる人たちではなかったんだな。たぶん。ちょっと郊外にでて、小高い山に登って、夕暮れを待つ。月が登ってきたら、その動きから、地球が自転してるってことを感じる事ができる。三脚付きの双眼鏡で月を見たら、ぐんぐん月は動いていく。地球の自転って結構速いんだよね。
現代人は、このへんの感覚が鈍くなってんじゃないのかな。
毎朝通勤で通るJR駅に『水城』って駅がある。休みの日にぷらっと降りてみた。駅のすぐ横に木の茂った小高い丘が細長く連なる。小さな公園に看板がある。
ほうほう、朝鮮半島に軍を送ったとある。戦いを仕掛けたのは神功皇后だったよな。日本は昔から女系優位の国だよね。なんてったって天皇家のおおもとはアマテラスって女神だもの。朝鮮半島の戦いに負けて、水城を築いたと看板には書いてある。
日本列島、朝鮮半島、大陸の中国などの地理的位置関係、国際政治情勢をわかってないと、こんな判断できないよね。高さ10m以上、幅80m、延長1.2kmもある土塁を博多湾から攻めてくる敵を想定して、今から1300年以上も前に作っちゃう。朝鮮半島から追われてきた百済の王族を保護したり、なにやらいろんな駆け引き、権謀術数がうかがえる。
ほんとに、我々はこの頃の日本人の子孫なんだろうか?
原発事故でなんにも有効な手が打てなかったリーダーたち。南西諸島では、なんだか資源をめぐって、領土、領海でもめそうだし、北朝鮮もどうなることやらってときに、ほんとに大丈夫か、あのリーダーたちで。
土塁の説明には、版築工法で積み上げていったとある。粘性土と砂質土を層状につき固めながら作ったんだ。しかも、樹の枝なんかが敷き詰めてあったりして、盛土の円弧スベリにも配慮してある。さすが。
水城の位置関係はかなり重要。中国、朝鮮半島から見たらたしかに福岡は当時の防衛線としてはかなり重要な位置になる。
神功皇后のあたまの中にはこんな感じの空間認識はあったんだろうな。管さんや枝野さんにこんな空間認識ないだろうけど。(毒)
あらためて、上のマップみると、日本列島と琉球島弧って、中国にとっては邪魔な存在だよね。取り囲まれてる感じ。しかもそこにアジア最大の米軍基地がある。
水城駅周辺、ぶらりとしたけど、教育委員会の作った解説看板はところどころにあるけど、水城全体をめぐるルートマップが見えてこない。もっとまとまった散策ルートつくってよね。大野城、太宰府、水城を含めたルートマップがほしいな。
民家がすぐ近くまで迫っていて、どこまでが民地で、どこまで立ち入っていいのかわからない。もっと散策したいけど、人んちの敷地に入っちゃまずいし、本格的な散策ルートがほしい。
ちなみに、ちょっと休憩するカフェやランチたべるとこもなさそう。
こんど行くときは、大野城のちょっと小高いところから水城をながめてみようかな。
大きな地図で見る
映画2001:A Space odysseyの前半、原始人類の前で、モノリスと太陽、月が並んで見えるシーン。荒野に突き刺さるようにたつ直方体のモノリス、モノリスの端から太陽が登る、太陽の側には細い三日月が見える。地球が自転してる感じ、太陽、月、地球の位置関係。実際、この状態で荒野に立ったら、地球、太陽、月を取り囲む空間を体で感じることができるんだろうなあ。実感としてソーラーシステム。想像力を研ぎ澄ませば地球の自転を感じることができる。かな?
原発事故当時、日本のリーダーたちは地球の大きさ、自転、丸み、大気の広がり。風の動き、プレートの動き、大地の動き、気象状況、人々の心の動きなんかを実感として感じることのできる人たちではなかったんだな。たぶん。ちょっと郊外にでて、小高い山に登って、夕暮れを待つ。月が登ってきたら、その動きから、地球が自転してるってことを感じる事ができる。三脚付きの双眼鏡で月を見たら、ぐんぐん月は動いていく。地球の自転って結構速いんだよね。
現代人は、このへんの感覚が鈍くなってんじゃないのかな。
毎朝通勤で通るJR駅に『水城』って駅がある。休みの日にぷらっと降りてみた。駅のすぐ横に木の茂った小高い丘が細長く連なる。小さな公園に看板がある。
水城の説明看板 |
日本列島、朝鮮半島、大陸の中国などの地理的位置関係、国際政治情勢をわかってないと、こんな判断できないよね。高さ10m以上、幅80m、延長1.2kmもある土塁を博多湾から攻めてくる敵を想定して、今から1300年以上も前に作っちゃう。朝鮮半島から追われてきた百済の王族を保護したり、なにやらいろんな駆け引き、権謀術数がうかがえる。
ほんとに、我々はこの頃の日本人の子孫なんだろうか?
原発事故でなんにも有効な手が打てなかったリーダーたち。南西諸島では、なんだか資源をめぐって、領土、領海でもめそうだし、北朝鮮もどうなることやらってときに、ほんとに大丈夫か、あのリーダーたちで。
土塁の説明には、版築工法で積み上げていったとある。粘性土と砂質土を層状につき固めながら作ったんだ。しかも、樹の枝なんかが敷き詰めてあったりして、盛土の円弧スベリにも配慮してある。さすが。
Google Earthに加筆 |
神功皇后のあたまの中にはこんな感じの空間認識はあったんだろうな。管さんや枝野さんにこんな空間認識ないだろうけど。(毒)
あらためて、上のマップみると、日本列島と琉球島弧って、中国にとっては邪魔な存在だよね。取り囲まれてる感じ。しかもそこにアジア最大の米軍基地がある。
水城駅周辺、ぶらりとしたけど、教育委員会の作った解説看板はところどころにあるけど、水城全体をめぐるルートマップが見えてこない。もっとまとまった散策ルートつくってよね。大野城、太宰府、水城を含めたルートマップがほしいな。
民家がすぐ近くまで迫っていて、どこまでが民地で、どこまで立ち入っていいのかわからない。もっと散策したいけど、人んちの敷地に入っちゃまずいし、本格的な散策ルートがほしい。
ちなみに、ちょっと休憩するカフェやランチたべるとこもなさそう。
こんど行くときは、大野城のちょっと小高いところから水城をながめてみようかな。
大きな地図で見る
コメント
コメントを投稿